「出会いはあるのに、なぜか交際が長続きしない…」
「いつも同じ恋愛パターンで失敗する…」
そんな風に感じたことありませんか?
出会いの場にも行ってるし、見た目も気をつけて、自分磨きもがんばってる。
それなのに――
なぜか「本命の関係」になれない…。
――私も同じように悩んだ時期がありました。
でもね、恋愛や婚活がうまくいかないのは、あなたのせいじゃない。
実は、あなたの「恋愛パターン」は、親子関係が大きく影響しているからです。
恋愛パターンを変えるには、「自分のルーツ」を見つめ直すことが何よりも大切。
――そこからすべてが動き出します。
この記事では、恋愛や婚活がうまくいかない原因を「親子関係」からひも解き、そこから抜け出すためのヒントをお伝えします。^^
恋愛パターンは幼少期の環境でつくられる

私たちは、幼少期の家庭環境で見た「男女のかたち」を無意識に再現して生きています。
母親を通して「女性像」
父親を通して「男性像」
ふたりの関係を通して「愛とはこういうもの」と刷り込まれていく…。
つまり、親子関係は「恋愛の原型」。そのパターンは大人になっても無意識に繰り返されます。
三つ子の魂百まで
3歳までに愛される経験が、人を信じる心と自信の土台を築くといわれます。
ある研究では、親子関係が良好な人ほど、パートナーシップも良好だと証明されています。
逆に、親子関係に問題を抱えていた人は、大人になっても恋愛でつまずきやすい傾向があるそうです。
「愛されると不安になる…」
「恋人を束縛したり疑ってしまう…」
――そんな恋愛のループにハマりやすいのです。
私の恋愛がこじれた”父との物語”

私自身、まさにこのループの中で、もがき続けてきました。
父は私が中学3年のときに蒸発。それ以前から、借金や夜逃げ、夫婦喧嘩の絶えない家庭でした。
幼い私にとって父は、世界でいちばんカッコよくて、大好きな存在でした。
昭和の粋な遊び人。小林旭(知っていますか?)を気取ったイケメンで、食事のマナーに厳しく、ちょっと怖くて誇らしい私のパパ。
そんな父がある日突然、家族を置いて姿を消したのです。その瞬間、私の心には父への深い怒りと憎しみが根を下ろしました。
お父さんに似たような人を好きになる
あなたは、お父さんに似たタイプの人を好きになったこと、ありませんか?
無意識のうちに、父親を基準に選んでた、ということあると思います。
お父さんのことが大好きで尊敬しているならいいけど、父に対して憎しみを持っているような人はちょっと厄介。^^;
たとえば
- 愛されている自信が持てない
- 男性を信じきれない
- 愛されると不安になる
- 見捨てられるかもしれない恐怖…
父親から愛された記憶が乏しい場合は、自分を大切にすることに慣れていないかもしれません。
私は恋愛がうまくいかないたびに、「どうせ私なんか愛されるワケがない」と心の奥でつぶやいていました。
でも今ならわかります。それはすべて父との関係が癒えていなかったからだと…。
父親との関係が男性への信頼感を左右する

心理学では「父親は権威の象徴」と言われます。父親との心理的な距離感が、恋愛や人間関係に大きな影響を与えます。
つまり、父親との関係がこじれていると、男性からの愛情を素直に受け取れなかったり、愛されるほどに不安になる。
また当時の私は、世間に刷り込まれた「思い込み」にも縛られていました。
- 男は浮気をする生き物
- 女性は家事をすべき、男性は稼ぐべき
- 大人になったら結婚して子どもを持つべき
- 私なんかどうせ無理
- 私なんかが愛されるわけがない
――こうした「偏った思い込み」は、いつしか自分自身を苦しめ、そして大切なパートナーをも苦しめていたのです。
私が離婚を招いたのも、突き詰めればこの「父との関係」が大きな原因でした。
結婚後も、父への怒りや悲しみを夫に重ねてしまい、結局、離婚という形で再び「愛の崩壊」を経験することになりました。

でも、大丈夫!ここからは希望しかない!
たとえどんなにツライ過去があったとしても、あなたの恋愛パターンは、必ず変えられます!
では、どうやって変えていくのか?
答えは、たったひとつ。
── 「 許す 」
これだけです。たったこれだけで、あなたの恋愛、そして人生は劇的に変わっていきます。
自分のことも、パートナーのことも、そして長年憎しみを抱えてきたお父さんやお母さんのことも。
「憎しみ」を「許し」に変えることから、すべてが始まります。
…ま、それができたらみんな苦労しないんだけどね(笑)
父を許した瞬間、愛の呪縛がほどけた

――そして、ここからが最も重要な本題です。
父との関係がどんなにこじれていても、人はいつからでも変われます。私自身の変革のきっかけは、たったひとつ。
──「父を許す」と決めたこと
「許す」というのは、父の行動を正当化することではありません。
「パパも、あの時ツラかったんだな。淋しかったんだな…」と、ただ過去を客観的に見つめることでした。
すると、長年私を縛りつけていた「愛の呪縛」が、まるで雪解けのように、静かにほどけていきました。
父への深い憎しみが、静かな理解に変わり、不思議と男性に対しても「信じてみよう」と、心から思えるようになったのです。
あれほど恋愛をこじらせていた私が、ですよ(笑)
恋愛パターンを変える唯一の鍵は「許すこと」

繰り返しますが、恋愛がうまくいかないのは、あなたのせいじゃない。(親のせい!)
ただ、心の奥に消化しきれていない感情が残っているだけかもしれません。
私の場合は「父との関係」でしたが、それはお母さんとの関係である場合もあります。
過去を癒せば、未来は劇的に変わる
でも安心してくださいね。その関係は、今からでも癒すことができますから。
「許す」という選択こそが、男女の関係性を根本から変える、たったひとつの鍵なんです。
あなたが自分のルーツを見つめ、過去の痛みを癒すことで、必ず「愛の循環」が訪れます。
父を許した瞬間、私はようやく自分自身を許せました。 それをきっかけに、人生も人との関わりも、やさしく、穏やかに変わっていったのです。
――
今日はここまで。
次回は、私が実際に「父を許す」決意をし、長年の呪縛を解いた癒しのステップをお話します。
恋愛がうまくいかない理由を”誰かのせい”にしてもいい!

でも、最後に自分の心を癒せるのは、“あなた自身”
その先に“本当の愛”があります♡