今日はプライベートのお話です。
高校生の息子クンは、硬式野球と勉強と文武両道に励んでいます。
息子は、生まれた時からホントよく泣く子でね。^^;
生まれてすぐ、抱っこからベッドに寝かせた途端に泣くの。
私は四六時中、だっこかおんぶ。
生後2週間くらいで便秘気味になり、心配で育児本を調べました。
ベビーオイルを浸した綿棒でお尻の穴をこちょこちょ優しく刺激するのがいい、と書いてたのでこちょこちょしてみる・・・。(ムズムズするやないかいっ)
「寝つきがよくなるおくるみの巻き方」がいいと聞けば、ムスコをぎゅーっとくるんでみたり・・・。(苦しいやないかいっ)
なんせ、だっこじゃないと寝てくれない。( ;∀;)
実母や姑さん、まわりの先輩母さんからは「どこか悪いんかな?・・・」って言われたりして・・・。
余計に心配になって、大きな小児病院に連れて行きました。
CT検査とかいろいろ診てもらったけど、悪いところは見つかりません。
そりゃそうよ。
泣き虫は病気じゃないねんもん。^^;
オトナって、「原因」を見つけたがるんだよね。
2歳と0歳の息子たちを保育園に預けてパートをはじめました。
朝、送り届けて仕事に向かうのは、後ろ髪をひかれる思いでとてもつらかったです。
そんな私の心の内を映し出すかのように、長男は毎朝大泣き
園の先生は泣く子を預かるプロ。
「大丈夫よー。ママ行ってらっしゃーい(^o^)/」
さらっと言ってくれるけど、こっちは後味の悪い毎日。(T_T)
「何のために、働いてるんやろ?」って、自問自答を繰り返しましたが、家計のため働くしかありません。
結局、小学1年生の夏休みまで、毎朝泣いていました。
***
今なら、生まれ持った彼の特性だと受け入れることができます。
だけど、当時は
「なんでこの子は私を困らせるの?!」
とネガティブにしか捉えることができませんでした。
息子は泣くことで、私にメッセージを送ってくれてたんだと思います。
「お母さんのだっこが気持ちいいんだよー」
「お母さんと一緒にいたいよー」
「お母さん、ボクの思いに気づいてよー」
今なら、理解できるし、ゆったりのんびり子育てを楽しめると思います。
あのとき、知っていたら・・・と後悔しても時間は戻りません。
だって、親になるの初めてですもん。
うまくいかないことだってありますよ。
息子よ、あの時はわかってあげられなくてごめんね
そんな息子は、高校生になりました。
野球チームに入団したおかげで、礼儀・あいさつ・道具の手入れ・指導者や保護者・先輩たちへの敬意の気持ち、後輩を思いやり、友達を思いやるというチームプレイの基本を学びました。
身長は私をはるかに超え、たくましくなりました。
泣き虫だった少年は、思いやりのある心優しい青年に育ってくれました。
短所にばかり目を向けると、「ダメ」「できない」を大きくしてしまいます。
「弱み」だと思っていたことは、視点を変えれば「強み」に変えられます。
泣き虫 ➡ ◎涙もろい、人情派
神経質 ➡ ◎几帳面
消極的 ➡ ◎慎重派
苦手も悩みも、視点を変えれば「魅力」になります。
子育ても人間関係も、視点を変えれば、とってもラクになるんです。^^
シングルマザーの環境下、転校の経験もあり、せっかく親しくなれた友達とも離れなければならない苦い思い出もたくさんあったよね。
人生でもっとも多感でセンシティブな時期だけど、少年から青年へと、心身ともに大きな成長を遂げた息子を誇りに思います。
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泣き虫だった心の優しい君へ
いつも家族を支えてくれてありがとう!
子育ては親育て
母親歴17年、母ちゃんもちょっとは成長したでしょ。^^
子育ては親育て
キミたちと過ごせる毎日が成長で
キミたちと生きてる毎日がホントに楽しい
・゜・☆。・゜。・。・゜・☆。・
キミが恋をして、結婚するのはどんな女性だろう?
楽しみしかないわ。^^
今日はここまで。
またね。^^